中学生の息子が料理！

暑い日が続きますが、皆さんお体にはお気をつけください。

さて、タイトルにもあります、

『　中学生の息子が料理！　』とありますが、

今日はそれについてお話いたします。

何故か？

私の家は自営業で鉄工所をやっております。

嫁さんも最初は手伝うつもりでいたので

専業主婦というかたちで、

子供たちが学校から帰ってきても、お母さんは家にいるもんっと
育ってきました。

しかし、その嫁さんも働きに行きたいっという相談を受け、

家族で話し合いをしました。

『自分の事は自分でがんばってみよう』と、

各自、課題、目標を決めました！

今ちょうど夏休みという事で、

真ん中の娘は、茶碗やコップ、お皿など、

食べ終わった後片付けを出来る限りやっています。

息子はもともと料理に興味があったらしく、

以前は、野菜炒めを頻繁につくっていました。

今では、味噌汁も造る事ができ、感心しています。

何故ここまで料理をするのか、思い当たる節はあるのです。

それは、内の息子は軽度の発達性障害で、物忘れがひどいという事です。

学校での提出物、宿題、明日の学校の準備がなかなか出来ません。

なので当然嫁さんから毎日しかられては、ふてくされの繰り返しでした。

そしてある日、たまたま料理してみるといって、野菜炒めをつくりました。

料理している周りはいろいろ具材が飛び散りひどいもんでした。

そして、嫁さんがその飛び散りようにまた怒る！

そして私が、折角自分から作ったんやで、先に作ったことのほうを褒めてやったらどうやって

言いました。後片付けはそれから覚えていけばいいことやで、まず褒めるっを大事にいて行こう

っと話し合いました。

それからもよく息子は料理を作るようになりました。

たぶん、褒めてもらいんやろうなって感じます。

実際私は、いつも　『うまいな！』て褒めています。

その後、料理は作ることだけが料理じゃない事を少しづつ教えました。

後片付けも一緒にして、いつも料理する場所が整理されていると、

料理もしやすいやろっと教えています。

嫁さんも最近では褒めるようになり、

息子は上機嫌のようです。

料理をする、料理ができる、と自分の自信になっているのだと思います。

今では、嫁さんから叱られたり、怒られたりした時は、

料理を始めてしまいます。

話題をそらしたいのでしょう（笑）

何にしても、何か一つでもいいので自身になることが見つかれば、

自分にも自身が持てるようになり、他の事でも前向きに考えることが、

できると思います。

今回私の息子は料理という話でしたが、いろいろな事に

チャレンジしていくきっかけになればと考えています。

嫁さんが家にいないという事は、自分の事は自分でしなくては、という自覚を

順番に覚えて行ってほしいと思います。